No.0 11/01/04(火) 02:36:33

無題

荒木和真 (CA39/97484)
刀と鬼のおはなしです。
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  • No.30  11/01/11(火) 01:20:38
    妖狐 (CA39/97484)
    今までだって人間の汚い部分を嫌というほど見てきたはずだ。
    人間を信じて、裏切られて、傷付いて…
    どうしようもない彼等に絶望していながら、それでもまだ心のどこかで信じたいと思っている。
  • No.31  11/01/11(火) 02:17:43
    妖狐 (CA39/97484)
    …まぁ、お説教はこれ位にして…

    (日頃の愚痴をあなたにぶつけると何事もなかったように椅子から腰を上げ)

    君が寝言で呼び続けていた人間なら隣りの部屋に寝かせているよ。

    原因はわからないし、今後どうなるかもわからないが…

    現在、童子斬りは休眠状態にある。

    意識と体を完全に乗っ取られても最後の最後に童子斬りから君を守った…

    安っぽい言葉だが、これが“愛の力”というモノなのかも知れないね♪
  • No.32  11/01/11(火) 10:47:44
    飛鳥 (F02C/41712)
    確かに人間にはたくさん裏切られたり、傷つけられたりもしたけど、和真は違う…

    童子斬りのせいであんな風になっちゃっただけ…

    でも、心配してくれてありがとぅ。

    和真の部屋に行く。【痛みに耐えながらベッドからおりる】くっ…
  • No.33  11/01/11(火) 10:53:03
    飛鳥 (F02C/41712)
    妖狐、童子斬りの人間を助ける方法はないの?
  • No.34  11/01/11(火) 17:28:04
    妖狐 (CA39/97484)
    残念だけど、彼は記憶と体の機能の一部を持ってかれたようだ。
    皮肉な事にその童子斬りが彼を生かして…

    いや…
    そもそも、私には彼が生きているのか死んでいるのかの判断もできない…

    (少し考え込む仕草を見せるが、看護士の呼ぶ声に顔を上げ)

    もうひとつ話しておきたい事があるから、帰りに私の部屋に寄りなさい。
    いいね?

    (そう言い残すと、呼びに来た看護士と共に部屋を後にし)
  • No.35  11/01/12(水) 00:03:52
    飛鳥 (F02C/41712)
    ………童子斬りなんてもの…なければ…私達こんなに苦しまずに済んだかもしれないのに……

    【ポツリと呟き、壁によりかかりながら和真のいる部屋へ】

    和真……【ベッドのそばの椅子に腰かけ、眠ってる和真の頬に触れる】
  • No.36  11/01/12(水) 00:59:52
    和真 (CA39/97484)

    彼女は俺を恨んでいるだろう。

    謝りたいと思っても“あまりの重大さ”にその方法がわからない。

    俺はこの人を殺そうとした。
    それなのにどうして?

    どれだけ気持ちがグチャグチャだろうとこの体はその変化を表に出すことは無いんだな…
    彼女の手が顔に触れている感触も無いけどι

    (そんな事を考えながら寝たフリを続け)
  • No.37  11/01/12(水) 01:17:03
    飛鳥 (F02C/41712)
    まだ、目が覚めない…かな…

    【椅子から立ち上がり】私が…絶対助けるから…

    【部屋から立ち去り妖狐の部屋へ】

    妖狐、話の続き聞きにきたわ。
  • No.38  11/01/12(水) 01:36:19
    妖狐 (CA39/97484)
    あぁ、面会はもういいのかい?

    (見ていたカルテを机に置き、顔を上げるが彼女の声に“落胆”が混ざっているのを感じ取り)

    話しっていうのは君のお父様の事なんだが…

    (そう切り出すと、あなた自身も記憶に無い父親の話を始め)
  • No.39  11/01/12(水) 01:59:22
    飛鳥 (F02C/41712)
    まだ眠っているようだったから…

    お父さん……??
  • No.40  11/01/12(水) 02:17:15
    ・・・ (CA39/97484)
    妖狐の話は以下のような内容だった。

    今の政府が童子斬りを使って鬼退治を始めたこと。

    千年以上も前に童子斬りで首を刎ねられた最凶最悪の鬼“酒天童子”が復活の兆しを見せていること。

    そして、その酒天童子があなたの父親であること…

    「君のお父様は悪ふざけがとてもお好きな方でしたから…
    またひと暴れしたくなったのかも知れないねι」

    最後に苦笑いを浮かべてそう締めくくると、白衣を脱ぎながらもう一晩泊まっていくようにあなたに告げ。
  • No.41  11/01/12(水) 02:19:40
    飛鳥 (F02C/41712)
    お父さんは…どこにいるの?!

    妖狐、わかるんでしょ?
  • No.42  11/01/12(水) 02:33:27
    妖狐 (CA39/97484)
    居場所ならじきにわかるよ。

    狙いは童子斬りへの復讐だろうから…
    荒木和真と一緒に居れば向こうからやって来るはずだ。

    (今の童子斬りに勝ち目が無いと判断すると少し顔を曇らせ)

    その時は君も覚悟しておくんだよ?
  • No.43  11/01/12(水) 06:59:11
    飛鳥 (F02C/41712)
    そんな…今の和真に戦える力なんて……

    【少し考える】

    …和真は私が守る…死なせたりしない…
  • No.44  11/01/12(水) 18:33:00
    酒天童子 (CA39/97484)
    この時代の童子斬りは弱いなぁι

    それにしても、お前ら何なんだ?
    全員同じ顔してるし、血も肉も薬臭くて食えたモンじゃねぇ…

    (10人ほど居た荒木和真のコピーも最後の一人になるとがっくりと肩を落とし)

    聞いたオレが馬鹿だったよι
  • No.45  11/01/12(水) 18:57:05
    酒天 (CA39/97484)
    粗悪品が…
    期待はずれもいいトコだ、まったくι

    (“粗悪品”と呼ばれたソレが背後で音を立てながら圧縮されていく。
    その様子を振り返る事もなくある方角に向かって歩き始め)

    まぁ、せっかく生き返ってしまったんだし…
    娘の顔くらい見ておくか。
  • No.46  11/01/12(水) 19:10:24
    ・・・ (CA39/97484)
    ある場所で鬼が復活した事など知らない荒木和真はあなたの病室の前でオロオロしていた。

    たとえ許してもらえなくても、きちんと謝ろうと腹をくくったのだが、相手の姿は既に無く…
  • No.47  11/01/12(水) 19:31:28
    和真 (CA39/97484)
    だいぶツラそうだったからまだ病院には居るよな…

    でも、もし退院してたら…

    最悪だ。

    今の俺に彼女を探すなんて出来るはずない。

    ついさっきも病院内で迷子になりかけたばっかりなのにι
    街に出たりしたらそれこそ遭難だ。


    (そう思うと先程の自分の態度を激しく悔やみ)

    なんで寝たフリなんかしたんだ、クソッ!
  • No.48  11/01/12(水) 22:01:50
    飛鳥 (F02C/41712)
    【病院の前で父親があらわれるのを待っ】

    きっと和真の情報をきいてここにくるはず。ここで食い止める。妖狐には言っておいたし。
    【ここにくるまえに妖狐には和真を逃がすように言っていた】
  • No.49  11/01/12(水) 22:31:47
    酒天 (CA39/97484)
    初めて会うってのにこうして出迎えてくれるなんて…

    (いつから隣りに居たのか…
    あなたが気付くと上品なコートを羽織った男が病院の壁に寄りかかりながら煙草を吸っていた)

    オレがわかるよな?